Chatbot, AI and IoT Solutions with Jetrun
自然対話AIプラットフォームを「CEATEC JAPAN 2017」に出展

次世代型パーソナライジングの幕開け


2015年は「コトバのチカラ」というコードネームを持つ新しい商材の特許申請と、サービスのリリースを当社のミッションとして進めて参りました。
開発はまだ継続しておりますが、2016年は機械的に生成した「発言力」を効果的に機能させる為に、相手の状態を推測し言葉を選ぶ、次世代型のパーソナライジング技術の具現化に向け進めて参ります。

少しだけ当社の取り組みのヒントをご紹介いたします。

まず、大手IT企業を中心に「人工知能」の開発競争が始まっています。
ヒトと同じ運動能力の実現は非常に難しく、特に「走る=両足が地面から離れる状態」はその代表的なものでした。HONDAのASIMOなどは既に「走る」を実現させていますが、開発は困難を極めたとのことです。
ヒトの頭脳に特化してみると、そもそもヒトは脳の能力を10パーセント程度しか活用できておらず、完全に機能することでどんなことが実現できるのかもまだわかっていません。
であれば、人工知能の最初のゴールは「現時点の平均的なヒト」というものになります。

世界中の言葉を流暢に話し、100ページ以上の本を1秒以下で読破することは、平均的なヒトではありません。しかし大量データの読み込みや、手順的なものを得意とするコンピュータの力を借りれば実現可能になります。

「世界中の言葉を流暢に話す」ここで重要なのは機械翻訳です。
人工知能の前に、機械翻訳の品質の悪さには多くの人が落胆している領域であり、とても「流暢」とは言えません。

たとえば人工知能で業界をリードする翻訳サービスで
“I Knew it”
を翻訳させると「私はそれを知っていた」と訳されます。

ネイティブの英語で、”I knew it”とは
「わかってるよ!」「やっぱりね!」など、少しどきっとさせる表現の一種ですが、「私はそれを知っていた」と訳されると丁寧な言い回しだと勘違いされ、相手の気分を見落とすことになりかねません。

つまり、現地の言葉の感情表現など、機械翻訳であっても、立体的に取り入れ翻訳するアルゴリズムを組むなど、根本的な革新が急がれます。

当社の次世代型パーソナライジングとは、その機械翻訳の機能向上や、マッチングサービスなど、広範囲に応用できるよう設計されるもので、個人個人の癖に紐付く話力、文章力に着目し、その相違点を分別し活用するというものです。

2020年の東京五輪まであと4年。機械翻訳の品質が向上し、相手の問いかけにピッタリの翻訳ができれば、多くのロボットが人間のお手伝いができるでしょう。

2016年1月 Jetrunテクノロジ株式会社
代表取締役社長 兼 CEO 野武 浩